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住宅ローンの「団体信用生命保険」の加入は必須?
「団体信用生命保険」、略して「団信」と呼ばれていますが、「住宅ローンを返済中に、死亡や高度障害(三大疾病や8大疾病も一部あり)の状態になったときに、保険が下りてローン残高が無くなる」商品です。
一般的には、「団信」の加入は必須のイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
実は借りる金融機関や商品によって対応は様々だったりします。
基本的には銀行など一般の金融機関でローンを組む場合は必須の場合が多いですが、「フラット35」などでは加入が選択できる場合もあります。
ただ、「ご主人様が無くなって、住宅ローンが残っている状態」で残された家族は生活できるのか?は考えてしまいます。残債のリスクが、奥様の収入・貯蓄・保証でカバーできるようでしたら「ナシ」の選択もあるのではないでしょうか?
また、保証があれば良いという事で「保険」で準備する事もできます。毎月のローンの金額と支払いの期間に合わせた保険の組み方で準備はできるので、「団信の保険料(0.2~0.3%)」と「生命保険の保険料」を比較して、お客様に有利な商品を選べばよいと思います。
その辺のアドバイスはもちろん私たちの方でさせて頂きます。
また、最近では上記にあるように、団信の条件が「死亡時」のみではなく「三大疾病」や「8大疾病」など、適用範囲を広くしたものも見られてきました。
こちらは、上乗せの金利がベースの金利より0.6~0.9%ほど高くなる事が多いので、やはりコスト面で考える必要が出てきます。
また、三大疾病の条件が「所定の状態」や「就業不能時」など「病気になってら必ず利用できる」わけではない点もご注意ください。