1. 変動金利の現状と今後の見通し
変動金利は、日銀の政策金利に連動して変動するため、金利が低い時期にはお得に住宅ローンを利用できます。しかし、金利上昇局面では返済額が増えるリスクがあります。25年春までの金利動向は、日銀の政策次第ですが、当面は低水準が続くとの見方も。ただし、今後の経済状況によっては、金利上昇の兆候が見られるかもしれません。変動金利を選ぶ際は、金利変動リスクを十分に理解し、返済計画を立てておくことが大切です。
ただ2025年1月現在ですと、大手銀行で0.3%台というマイナス金利前の水準を保っている銀行もあるので、お客様の属性によっては以前の金利水準での契約も可能な様です。
2. 固定金利との比較
固定金利は、契約期間中の金利が固定されるため、金利変動リスクがありません。ただし、変動金利に比べて金利が高くなる傾向があります。変動金利と固定金利、どちらを選ぶべきかは、個人のリスク許容度や将来のライフプランによって異なります。金利水準や返済計画をシミュレーションし、自分に合った金利タイプを選びましょう。
2025年1月時点では、利上げの影響は変動金利よりも受けているようで、安い変動金利の商品との差が1.5%近くついている所もあります。
3. 団信(団体信用生命保険)の重要性
団信は、万が一、借主が死亡したり高度障害になった場合に、残りのローン残高を免除される保険です。ネット銀行の団信は、他の金融機関に比べて保障内容が充実している場合もあります。団信の種類や保障内容を比較検討し、自分に合った団信を選びましょう。
2025年の動向としては、金利での競争を避けたい金融機関では、団信の内容の充実や、金利の上乗せの緩和などで商品力を
4. ネット銀行の住宅ローン
ネット銀行の住宅ローンは、店舗を持たない分、人件費を抑え、金利が低いことが特徴です。しかし、対面での相談ができない点がデメリットとして挙げられます。ネット銀行を選ぶ際は、金利だけでなく、手数料、審査スピード、サポート体制なども比較検討しましょう。
また大手銀行の場合ですと、法人融資や手数料収入など住宅ローン以外の収益源が豊富です。一方住宅ローンが主のネット銀行では他の収益源が少ないために、金利での競争は難しいという側面もあります。
5. 住宅ローン選びのポイント
住宅ローンを選ぶ際は、金利だけでなく、手数料、返済期間、ボーナス払い、繰り上げ返済など、様々な要素を比較検討することが重要です。また、ローンの専門家であるファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーに相談することもおすすめです。
おうちの買い方相談室 さいたま中央店では、住宅ローン以外にローン控除やお客様のライフプランに合わせたご相談が可能です。